今週きいたラジオ番組

最近、録音できるポータブルラジオ買ったのでいろいろラジオをきいています。まだラジオ生活に慣れてませんが、今週きいたラジオ番組をメモしていこうと思います。

THE HUNGOUT / 月〜木 J-WAVE 23:30 - 25:00

木曜日の蔦谷好位置さんの回をききました。まいかいテーマがあるようで先々週はイントロ、先週はアルペジオで、今週はサンプリングでした。ビートルズやとレバーホーンの紹介の後、あのアーメンビートの話題に。ヒップホップ以外で使われている例としてAphex Twin の Girl / Boy Song や Squarepusher の Vic Acid が紹介されました。どちらも知ってたけどこれがアーメンビートだとは知らなかった。すごくおもしろかたので来週もきいてみようと思います。

トークはここできけます。すごいな。

気になっている番組は、

ベストヒットUSA / NACK5 土曜日23:30 - 24:15
JET STREAM / TOKYO FM 月〜金 0:00 - 0:55
山下達郎のサンデー・ソングブック / TOKYO FM 日 14:00 - 14:55

です。予約しておこうと思います。JET STREAM のサイトはめちゃくちゃみにくいですね。

ライブ参加を記録するアプリをつくってます

最近行ったライブのことはだいたいこのブログに書いていますが、そんな感じでライブ参加記録だけを残せるアプリをつくっています。上の写真は Web ですが、イメージしているのはライブ会場にいって並んでるときにアプリを立ち上げて会場を選んで写真を撮ると記録が残っていくというようなものです。

なんでこんなものをつくっているのかというと長くなるのでそれは別の機会にしますが、簡単に理由を二つ説明しようと思います。

自分の好みの音楽について自己紹介のための名刺のように URL を一つ渡せるといいなと思っています。その URL の先に何があるかはいろいろ考えられると思うのですが、ライブに行くというのは、お金をつかってさらに会場まで足を運んでいるわけですから本当に好きな音楽だと思うのです。だから足を運んだライブが並んでいたら音楽性が分かりやすいんじゃないかと思ったのです。

もう一つは、好みが近い人のライブ参加記録を見たいと思いました。自分が参加したライブに参加した人が参加した他のライブ(ちょっとややこしいですね)から聴く音楽を広げられたらいいなと思っています。

ちょいちょい投稿していこうと思っているのでもし興味もったかたがいましたら @lovelessapp をフォローしてもらえるととても嬉しいです。

2016/05/29 更新

画像が古かったので冒頭のツイートを変更しました。

2015年2月10日 眠レヌ夜二音楽ヲ(仮)Vol.0 @ LOUNGE NEO

//platform.twitter.com/widgets.js

少し早めに着いたのだけど身分証明書を忘れるという初歩的なミスをしてしまい一度戻って岸田さんの少し前に着いた。よく使うカードしか持ち歩いていないというのが裏目に出てしまった。

LOUNGE NEO はこじんまりしていて、2 フロアあるけど上は狭いのでくつろぐスペースはほとんどなかった。そのぶん下のフロアに人が密集していて出演者とも他のお客さんとの距離が近く感じた。天井はプラネタリウムみたいな曲面でそこに映像が映し出されているので音楽と映像に包み込まれている感じが気持ちよかった。

岸田さんは、日本語や英語圏の音楽はほとんどかけないと言っていたとおり、南米やアラブの音楽をかけていた、ようだ。こないだの THE PIER のツアーのように世界中を旅しているような気分を味わえてよかった。ほんとに最近聴いている音楽を選んでいたんだろうな。おもしろかったのは普通の DJ と違って曲ごとに CD ジャケットをみんなが見えるように上にあげてひと言コメントをしていたこと。この曲はアルゼンチンの人で子どもがどうのこうの、みたいな。まるでラジオを聴いているみたいで DJ としては邪道なのかもしれないけど僕はすごいよいと思った。

石下さんと牛尾さんは 2 ANIMEny DJ’s として流していたアニソンの盛り上がりがすごかった。一曲も知らない僕はちょっと客観的に見てしまったが、残酷な天使とテーゼで人が集まりもりあがっている様子に、昔なにかのロック系 DJ イベントで The Stone Roses の Elephant Stone がかかった時のことを思い出した。

ナカコーは電子音楽を流すのかと思っていたのだけど全然違って踊れる音楽をかけていた。ディスコっぽかったりクラブっぽかったりとにかくベースやドラムなどのリズムがかっこいい曲だった。流してた曲知りたいな。

出演者ごとにかける音楽がばらばらだったのでいろいろ聴けたのもよかったのだが、会場の雰囲気もすごいよかった。人が少ない分みんなの熱気があつまってるように思えた。自分の出番でないときも DJ ブースの後ろの方に座ってたりたまにしゃべったり。特にナカコーと岸田繁がなかよくたのしそうに話している姿はなんともいえないものがあった。

ところで岸田繁スタイルの DJ に興味がある。ちょっとした音楽好き数人で最近聴いている音楽を数曲流してその曲について話しながらお酒を飲む。しかも昼間に。みたいのをいつかやりたいと思っている。だれか興味ある人いないかな。

過去のブログ

追記(2015年2月12日)

セットリストが公開されていました。ありがたい。

2015年1月22日 ナカコー/Zazen Boys @ 新宿LOFT

どういうわけか整理番号が10台だったので一番前で見てきました。新宿 LOFT は多分はじめてなのだけど 300 人くらいいたのかな。

ナカコーから。はじめにメンバー紹介をしてからはじまった。今日はあたらしいアルバムの曲はひかえめ。というよりはスーパーカー、iLL、LAMA からまんべんなく選曲してるのかもしれない。と思っていたけれど後から確認したらスーパーカーの曲が一番多かった!

ずっと生音でパソコンから音は流さないのかなーと思っていたけど Koji Nakamura 名義の曲から生音だけじゃなくなってその後はずっとそんな感じでした。そして今日は White Surf style 5. やらないのかなと思っていたら ラストでした。やっぱりこの曲は盛り上がるし僕がいったライブでは毎回やってるのでもはやどのタイミングで出てくるかが楽しみな曲である。

幸運なことに一番前の真ん中あたりだったのでナカコーも田淵さんもよく見えた。田淵さんは本当に静かに丁寧に職人のようにギターを弾いていて、それでいて独特の気持ちのいい動きをしていて、今もしかしたら無音でも僕は盛り上がれるんじゃないかと思ったほどだった。エフェクターを10個くらい並べているのだが、足を上げないと踏めないケースの中央にたしか緑色のエフェクター(フェイザーかな?)が置かれていたのだが、静かにギターを弾いている途中、突然足を持ち上げてこの緑色のエフェクターを狙い撃ちする姿が、そのキックがとてもかっこよかった。ROLLIN’ ROLLIN’ のギターはきらきらしていてきれいだった。沼澤さんは大きいのだけど細かいフレーズが多くてそれが曲に繊細な印象を残してくれる。一番前最高だな。

あたらしいアルバムからは DAISY も B.O.Y. もきけなくて残念だった。そしていつか cream soda を選曲してくれることを楽しみにしています。

さて次は Zazen Boys(このな小さな場所なのになんて贅沢なんだ)。多分ライブをみるのは 3 回目である。がたいいい人いるしタトゥー入っている人やなんだか怖そうな人もいるしなんなんだこのチンピラが楽器を持ったみたいなバンドは!

どちらかといえばクリアーな音なのにこんなにキレッキレの音でめちゃくちゃロックでかっこよかった。向井さんは曲が終わるたびに会社でも見ないよってくらい深々と頭をさげる姿に音楽への誠意を感じて気持ちよかった。表情がとても豊かで声とギターでは表現し足りない、といった感じだった。だんだん汗まみれになってくるけど目は最初から最後まで真剣で僕はこんなにもまっすぐに何かに集中してることがあるだろうかと考えてしまった。

Zazen Boys をみていたら音楽は目を閉じてきこえるものだけではないのではないかと思った。向井さんの堂々とした動きや表情。ギターの吉兼さんが大五郎のペットボトルをマラカスのように振り鳴らしたり、時のはちょっと笑ってしまうようなアクションなど。そういうのすべてを感じとるものなのだと。

Zazen Boys がステージから去ってアンコールを待つ。みんなが期待していたあれは起こらなかったけど、Zazen Boys のセッションにナカコーが混ざるというあれが起こった。スーパードライを持って出てきた向井さんとビールの入ったコップを持ってでてきたナカコー。「せっかく拍手をこんなにもらったので」だなんて言っていたけど、ナカコーが向井のギターを持って、向井がエフェクターの使い方を「これがディレイで」とかいって説明していた。さすがにこれは打ち合わせ通りではなくて突然起こったことなんだろうなというのはナカコーの表情をみても伝わってきた。最高だ。

ナカコー「何がしたいの?」
向井「何も考えてない」

ナカコーのアドリブは普段どおり派手なフレーズではなくスライドを多用している感じでよかった。

ライブの後は隣のバーでお酒を呑んで帰った。ライブの後ゆっくりできる場所があるっていいね。会場を出て階段をのぼってる時にナカコーたちとすれ違ったのだけどバーに行ったのかな?それだけが心残りです。

https://twitter.com/katorisennkoupp/status/558255197827248130

僕はスーパーカー、くるり、ナンバーガールの世代である。メンバーを変えてずっと続いているバンドも随分前に解散してしまったバンドもあってまたあのころのメンバーであのころの曲を聴きたいなんて思うけど、今何やってるか分からないなんてこともなく今も真剣にあたらしい音楽をつくっていて演奏している姿をみれるというのはかなり幸せなんだろうなと思った夜でした。

 

2014年12月17日 くるり/GRAPEVINE @ 豊洲PIT

1ヶ月ぶりにくるりのライブにいってきました。GRAPEVINEと15年ぶりの対バンというイベントでした。会場は最近できた豊洲PITです。今日はめちゃくちゃ寒かったな。

こないだのツアーはthe pierを中心にストーリーのある曲順だったけど、今日はイベントなので有名な曲をいくつかやるかんじだろうなと思いつつもどんな構成になるのか楽しみにしていた。はじまってみると1曲目からThere Is (Always Light)!ツアーでは旅を締める曲であるかのように並べられていたので、これはまるでこないだのツアーとは違うんだぞといきなり言われているような気がした。

それからはthe pierのいい曲をいくつかと有名な曲をいくつかという流れで全体的にはツアーのダイジェスト版という感じであった。ツアーのあともずっとthe pierを聴いていたので今日の方が1曲1曲を楽しめたと思う。Lovelessはやっぱいい曲だな。DAIKIさんのギターもよかった。

GRAPEVINEはUKぽい音とテンポが気持ちよくてメロディーもキャッチーであるのが好みのバンドだったが、実はライブをみるのははじめてでした。最近の曲は追いかけてなかったので、半分以上知らない曲だったけどはじめてみるライブは予想を裏切らないかっこよさで(いやあんなに関西弁だったのには驚いたけれど)好きな曲も聴けてたのしかった。

そういえばGRAPEVINEを知ったのは、前回くるりと対バンしたという15年前ころの地元のレコードショップで、何となく視聴した「退屈の花」というアルバムの1曲目の「鳥」がめちゃくちゃかっこよくてCDを買ったものだった。

時代の流れを変える tofubeats

WIRED VOL 13 を読んだ。tofubeats さんの音楽に対する考え方が分かってとてもおもしろかった。YEBISU MUSIC WEEKEND での話もそうだったが音楽に対する強い思想がありそれを言語化するのがうまい人なんだと思った。

HIPHOP に違和感をもっていたと彼は語る。「日本人が、なぜアメリカ人の音楽であるジャズをサンプリングしなければならないのか?なぜレアグルーヴを集めなければならないのか?J-POPって格好悪いものなのか?」と。そうして dj newtown - Flying between stars(*she is a girl) がつくられた。「自分の手の届く音楽を自分の好きなように編集してつくった作品」 だという。

かつて渋谷系とよばれる音楽があった。ちょっと偏った説明をすると、過去の音源を掘り起こし、元ネタとして現代に蘇らせるような音楽のことだ。そのころ僕は「渋谷系 元ネタディスクガイド」を読んで必死に元ネタの音楽を聴いていたわけだから、この発言にはすごくしびれてしまった。

2013年にリリースした lost decade はいまでも全曲フルで聴くことができる。当然のようにインターネット上に曲を公開して育った彼が「音楽を聴く前に音源を購入すべきなのか」と考えてのことだという。渋谷系というムーブメントが音楽の作りかたや買いかたや聴きかたを変えたように tofubeats のような人たちは音楽の作りかたや買いかたや聴きかたを変えてしまったようだ。

2014年11月10日 くるり @ 中野サンプラザ

行ってきました。

ストーリーのあるライブでしたが、まだ見てない人もいるので詳しいことは避けておきます。

The Pierというアルバムは、今までならやらないようなことを全力でやった、と本人たちがインタビューで語っているようなアルバムで、いろいろなジャンルの音楽をとりいれているけど、その結果やっぱりくるりっぽくなっている曲の集まりだと思う。

昨日のライブが終わって思ったのは、くるりのアルバムの中で僕が一番好きなのはこのアルバムかもしれない、ということ。

今後もくるりが解散しないうちはThe Pierの曲をきく機会がたくさんあるんだと思うけど、The Pier発売記念ライブで聴くこの曲たちはこのツアーでしか体験できないわけだからこれからライブにいく人達がうらやましい限りである。